上映会レポート


過去の上映会報告

「遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会」が
主催、協力した上映会の様子を紹介します。

【東京】2020年2月19日主催:一般財団法人・消費科学センター
遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会

会場:消費科学センター 事務所(東京都渋谷区)

上映会レポート
活発な議論が展開された消費科学センターの上映会
(消費科学センター提供)

第6回上映会は、消費者団体「消費科学センター」の事務所で行われました。消費者24人が参加しました。主催者の小島正美・映画実行委員会代表がスライドで遺伝子組み換え作物に関する世界と日本の現況を約15分間解説したあと、日本語吹き替え版を上映しました。

上映前に組み換え作物へのイメージを聞くと約2割の人が「否定的」か「不安」でした。農薬の使用削減など「メリット」に関するイメージを聞くと、半分の人は「メリットは感じる」と挙手しました。そして、上映終了後に「否定的」なイメージが変わったかを聞くと、挙手はゼロでした。

その一方、(組み換えパパイヤがウイルス病で絶滅しかかったハワイのパパイヤ農業を救った事例など)「メリット」への意識変化を尋ねると、6~7割の人が手を挙げ、組み換え作物のメリットを感じる度合いは、映画を見たあとのほうが増えていました。

映画の感想としては、「GMは絶対ダメと思っていましたが、考えさせられました」「良い点は分かったけれど、科学的データだけでは不安は消えない」「賛成派と反対派の討論会をぜひ企画してほしい」などいろいろな意見がありました。

【札幌】2019年12月23日主催:北海道バイオ産業協会
共催:遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会

会場:北海道大学農学部大講堂

上映会レポート

「北海道で遺伝子組み換え作物の栽培は可能か」とのテーマを掲げ、「遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会」と「北海道バイオ産業協会」の共催で実施されました。一般市民やマスコミなど約50人が映画を見ました。曽根輝雄・北海道大学農学部教授を司会に、生活協同組合コープさっぽろ理事、NPO法人「北海道海浜美化をすすめる会」事務局長、北海道大学教授、農業生産者の4人がパネリストとして参加しました。

北海道では遺伝子組み換え作物の交雑防止などを規制する条例があり、実質的に組み換え作物の栽培ができない状態が続いています。条例の影響でバイオテクノロジー関連の民間企業が北海道から撤退した例も報告され、農業生産者からは「組み換え甜菜を試験的にでも栽培したいが、それができない。本当に残念」との声が出ました。一方、「農家が手塩にかけて作った組み換え作物なら受け入れられるのでは」との意見も出ました。行政がなかなか動かないことへのもどかしさ、落胆の声が強い印象を残しました。

【東京】2019年11月15日主催:遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会

会場:スペースFS汐留

上映会レポート 上映会レポート

第4回上映会は、「遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会」の主催(バイテク情報普及会後援)で実施されました。

全国消費者団体連絡会事務局長の浦郷由季さんとサイエンスライターの堀川晃菜さんの2人をゲストに招き、小島正美同委員会代表が2人と対話する形式でのクロストークも行われました。

会場は映画も鑑賞できるゆったりした劇場。約100人の参加者は迫力たっぷりの映像シーンを楽しみました。2人ともこの映画を見るのは初めて。人物や場面の展開がやや速く、状況を追いかけるのに必死だったようです。しかし、科学的な事実を懸命に伝えようとする科学者とそれを阻止しようとする反対派の動きがよく分かり、とても勉強になりましたと語っていました。

学者や記者も多数参加し、大好評でした。

【松本】2019年4月12日主催:まなべ農園
協力:遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会

会場:長野県松本市Mウイング

上映会レポート 上映会レポート

第3回上映会は、「まなべ農園」(真鍋和孝さん経営・長野県小川村)の主催、「遺伝子組み換え作物を考える映画実行委員会」の協力で実施されました。

参加者は十数人でしたが、遠く長野市や上田市から、市民のほか農業生産者、地元新聞記者、長野市のポータルサイト発信者など多様な人が参加しました。

かつて組み換え大豆を栽培した経験をもつ北海道の農家、宮井能雅さんら2人からビデオレターも披露されました。

組み換え作物とセットで使用される除草剤の安全性に関する質問も出て、内容の濃い議論が活発に展開されました。

【大阪】2019年3月5日主催:ゲノム編集の未来を考える会
共催:遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会

会場:ハービスPLAZA

上映会レポート 上映会レポート

第2回上映会は、小泉望・大阪府立大学教授を中心とする「ゲノム編集の未来を考える会」の主催、「国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)」の支援で実施されました。

「遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会」も運営をサポートしました。約70人収容の会場は満席でした。椎名隆・京都府立大学教授や農業生産者の河端訓史さんら5人のパネリストが議論に参加しました。

河端さんは「遺伝子組み換え作物の導入で農薬が減るなら、生産者にとっては有効な技術のひとつだ」と話しましたが、その一方で会場からは「巨大企業は信用できない」「西欧は遺伝子組み換え作物の導入に慎重だ」などの声も聞かれ、遺伝子組み換え作物をめぐる議論の難しさも垣間見られました。

【東京】2018年12月14日主催:遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会

会場:ベルサール八重洲

上映会レポート 上映会レポート

第1回上映会は「遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会」の主催で実施されました。会場は約100人で埋まり、ほぼ満席。うちメディア関係者が約2割を占め、関心の高さをうかがわせました。

遺伝子組み換え植物を研究する広尾学園高校2年の石田萌音さん(医進・サイエンスコース)や農業生産者の小野寺靖さん(北海道)ら5人のパネリストが活発な意見を交換しました。

映画では反対派、推進派とも科学を盾に自己の正当性を主張する場面が登場しますが、「データに裏付けられた科学かどうかを見極めることが大事だ」との意見が目立ちました。


大学・団体等による自主上映会 開催リスト

「遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会」は大学や公的機関での上映をサポートしています。詳しくはこちら

開催日/会場 開催者 対象者 備考
2020/2/20筑波大学遺伝子実験センターセミナー室
筑波大学T-PIRC遺伝子実験センター
大学院生
アフリカ、フランス等の出身者を含む
2020/2/7長崎県庁
長崎県 県民生活部
生活衛生課
県内保健所に勤務する食品衛生監視員ら約40人
講師として映画実行委員会代表 小島正美が参加
2019年12月5日台場フロンティアビル
バイテク情報普及会
米沢興譲館高校生徒(1年生、20名)
同校東京探究研修にて上映。
2019/夏西南学院大学(福岡市)
西南学院大学
本間正義教授
(農業経済学)
大学生
本間正義教授の授業で上映。講師として映画実行委員会代表 小島正美が参加
2018/秋東京理科大学(新宿区)
東京理科大学
非常勤講師 小島正美
大学生
環境と科学の授業で上映。

Share This Page