映画「Well Fed」から北海道の農業を考える!
札幌上映会(2022/6/23)のお知らせ


★オランダ映画「WELL FED」から北海道の農業を考える!★~遺伝子組み換え作物は農業生産者にどこまで有用か~
2022年6月23日 札幌上映会のお知らせ


遺伝子組み換え(GM)作物の実像に迫った映画「WELL FED」(意訳すれば「飽食の裏側で何が起きているか」)をご存じでしょうか。オランダ人が制作した西欧発のドキュメンタリー映画です。GM作物に反対する環境団体も含め、様々な人たちの意見を紹介していますが、圧巻は、途上国バングラデシュの小規模農家が害虫抵抗性の組み換えナス(Btナス)を栽培して農薬使用の少ない農業を実現させている克明なレポートです。
遺伝子組み換え(GM)作物は1996年に米国で初めて栽培されました。以来、日本は米国やカナダなどから大量のGM作物(主にダイズ、ナタネ、トウモロコシ、ワタ)を輸入し、食用油の原料や家畜の飼料などに使っています。これだけ食卓に浸透していながら、いまだに組み換え作物への理解は十分に進んでいないのが実情です。この上映会を通じてGM作物の意義と課題を改めて考えます。はたして北海道でGM作物の栽培は可能なのでしょうか。生産者も交えて真剣に議論したいと思います。

当イベントは終了しました。上映会レポートはこちら


開催概要

テーマ オランダ映画「WELL FED」から北海道の農業を考える!
日時 2022年6月23日(木)15時~17時(30分位の延長あり)
場所 北海道大学農学部講堂(札幌市北区北8条西5丁目)
主催 北海道大学、NPO法人「北海道バイオ産業振興協会」、「遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会」
プログラム 総合司会 冨田房男・北海道大学名誉教授
1 映画「WELL FED」の上映(約50分)
2 パネルディスカッション(進行役:小島正美・映画実行委員会代表)

◎パネリスト
:曽根輝雄 北海道大学教授(応用分子微生物学)
:宮井能雅さん(北海道長沼町の農業生産者)
:平川聰子さん(パソコン講師、放送大学学生、デザイナー)
:北海道大学の大学院農学研究院学生2名
参加費 無料
定員 100人
懇親会 上映会終了後、18時00分から、北海道大学の「カフェdeごはん」(北ダウ正門入ってすぐ左側)で軽食を伴う懇親会を行います。参加費は1人1000円(招待者は無料)。どなたでも参加可能です。
参加・お問い合わせ 参加希望者は、名前と所属、連絡先(e-mail)、懇親会の参加の有無を記して冨田の携帯090-8634-2496またはeメールfnattopbs1@gmail.comへお申込みください。懇親会の参加お申込みは6月13日まで、上映会・パネルディスカッションは、当日参加も可能です。

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